ぼくが「銀」になったワケ2

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にこしと出逢ったのは、そう、ぽかぽか暖かい日だったな。
急に桜花(白猫)と一緒に、檻にいれられて、ニンゲンがいっぱいいる所につれていかれたんだ。
桜花は、色んな人に「遊んでー」って寄って行ってたけど、僕は何だか嫌だったんだ。
だって、僕はお母さんとおねえちゃんと一緒にいたかったんだもん。



僕はあの日、本当に機嫌が悪かったんだ。
知らない人がいっぱいで、疲れてたから、トイレに座って早く終われーって思ってたんだ。
そしたら、でっかい女の人がじっと僕を無言で見つめてるのに気が付いた。




桜花は、「遊んでー」って愛想を振りまいてたけど、そのでっかい人は僕をずっと見続けてた。
だから、僕は睨んでやったんだ。
「あっちいけ!!じろじろ見てるんじゃなーい!!」って。
でも、ずっと無言で見てくる。
隣に男が居て、そいつはお母さんと楽しそうに話をしてるのに、女の人はずっと僕を見てる。




なんだこいつ?って思ってたら、急に小さな声で
『自分、うちけーへん?』って、よくわからない言葉を僕に向かって喋ってきたんだ。
何だかよくわからないけど、それだけ言って、どっかにいっちゃった。
変なヤツ。僕は本当に疲れて、寝てしまったんだ。





おうちに帰って、ミルクを飲んで、僕はまた幸せに浸っていたんだ。
良かった、違う所に連れて行かれなくて。
お母さんとおねえちゃんと一緒のおうちに帰れてよかったって。
でも、あの変な女の人も気になってたんだ。ナンだったんだあいつは?って。



そうしたら、何日か後に、そいつの家に僕は行く事になったんだ・・・。


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シリーズが終わるまでコメント停止中~ごめんなさい(><)
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by nikoshigin | 2012-07-25 10:00 | 昔話